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「商流」で年収は決まる。フリーランスコンサル業界に蔓延る多重下請け構造

「同じプロジェクト、同じ業務内容なのに、隣の席のフリーランスは自分より月単価が30万円高い」

フリーランスの世界では、このような理不尽な現象が日常的に起こっている。
彼とあなたのスキルの差ではない。単に「商流(Commercial Flow)」が違うだけだ。

間に仲介会社が何社入っているか。この構造を理解せずにエージェントを選ぶことは、みすみす年間300万〜500万円をドブに捨てているのと同じ。
本記事では、IT・コンサル業界の多重下請け構造の闇と、搾取されずに「適正利益」を確保するための防衛策を解説する。

恐怖の図式「多重下請け構造」とは

日本のIT・コンサル業界は、ゼネコンのようなピラミッド構造になっている。

あなたの手元に届くまでの「中抜き」リレー

例えば、クライアント(発注元)が「月額200万円」の予算を出したとします。

【発注元】 200万円で発注

【一次請け(プライムSIer)】 マージン20%(40万)を抜く
↓ (残り160万円)
【二次請け(SES・エージェント)】 マージン15%(24万)を抜く

【あなた】 手取り136万円

本来200万円の価値がある仕事をしているのに、商流が「二次請け」になるだけで、毎月64万円(年間768万円)が消えている計算になる。これが「商流が深い」状態。

もちろん、マージンは”営業活動”の対価ではあるが、継続的に発生する構造は合理的ではない。

「エンド直請け(プライム)」の威力

一方、私たちが狙うべきは「エンド直請け」の案件。
発注元企業と直接契約しているエージェント(またはあなた自身)が繋がるパターンである。

【発注元】 200万円で発注

【直請けエージェント】 マージン20%(40万)を抜く

【あなた】 手取り160万円

まったく同じ仕事でも、商流を変えるだけで月額24万円のアップ。
これを「スキルアップ」や「資格取得」で実現しようとすると数年かかるが、商流を変えるのは一瞬。

「深い商流」を見抜く2つの危険サイン

面談時にエージェント担当者の言葉から、商流の深さを見抜く方法がある。

1. 「商流制限があります」と言われる

「クライアント様との名刺交換では、弊社の社員(または上位会社のパートナー)として振る舞ってください」
こう言われたらイエローカードです。あなたが「下請けの下請け」であることを隠すための指示だからだ。

2. 契約先企業の名前を知らされない

面談直前まで「某大手通信キャリア様」のように社名をぼかされる場合、間に別の会社が挟まっており、情報開示の権限がない可能性が高い。

解決策:最初から「直請け」のエージェントを選ぶ

個人の力で多重下請け構造を変えることは不可能。
唯一の対抗策は、「エンド直請け案件しか扱わない(または主力としている)」エージェントを選ぶことだ。

まとめ:自分の身は自分で守れ

「エージェントにお任せ」は思考停止。
自分の報酬がどのような経路で支払われているのか、その商流に無駄なコストは発生していないか。

経営者視点を持って、「最も利益率の高い取引先(エージェント)」を選定すると良い。

私が実際に使っている中でも、以下のエージェントは運営会社がファームであるため、この点において信頼できる。相談してみてもいいだろう。

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